Uniswap V2

基本情報

できること

Uniswap V2は、誰でも簡単に暗号資産の取引ができる分散型取引所（DEX）です。主な機能は以下の通りです：

• 暗号資産の直接交換（トレード）
• 流動性の提供（自分の持っている暗号資産を取引に活用して報酬を得ること）
• 完全に自動化された取引の仕組み

対応ブロックチェーン

以下の9つのブロックチェーンネットワークで利用可能です：

• Ethereum（イーサリアム）
• Base
• Polygon（ポリゴン）
• Arbitrum（アービトラム）
• Binance Smart Chain（バイナンスチェーン）
• Optimism（オプティミズム）
• Avalanche（アバランチェ）
• Zora
• Celo（セロ）

プロトコルの特徴

技術的特徴

Uniswap V2は「自動マーケットメーカー（AMM）」と呼ばれる技術を使用しています。これは、仲介者なしで自動的に価格を決定し取引を成立させる仕組みです。

解決している問題

• 中央集権的な取引所に依存しない、直接的な暗号資産取引の実現
• 誰でも簡単に暗号資産を交換できる環境の提供
• 24時間365日いつでも取引可能な自動化されたシステムの実現

仕組みの特徴

プロトコルは「サブグラフ」というデータ収集システムを使用して、プール内のトークン残高を追跡・計算しています。

セキュリティと信頼性

セキュリティ監査

• 2回の正式な監査を受けています
• 監査レポートはGitHubで公開されており、誰でも確認可能です

監査情報の確認先

以下のリンクで監査レポートを確認できます：

• Uniswap V3コアの監査
• Uniswap V3周辺機能の監査
• 2018年12月のConsenSysによる監査レポート

追加情報

コミュニティ

• 公式Twitter: @Uniswap
• プロトコルの開発は継続的に行われており、コミュニティからのフィードバックを積極的に取り入れています

マルチチェーン展開

Ethereum上で開始されたプロトコルですが、現在は9つの異なるブロックチェーンで利用可能なマルチチェーンプロトコルとして成長しています。

※本記事で掲載しているプロトコルの情報は、DefiLlamaに記載されているデータに基づいています。